マー君 VIP調整 遠征減らし中5日登板増やす 指揮官明言

[ 2014年3月2日 06:58 ]

イチロー(右)と軽く身体を動かし、笑顔の田中

 マー君、神の子、大事な子。ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は田中に早く適応してもらうために、遠征を減らしたり中5日の登板間隔を増やすなど、特別待遇の処置を取る方針を明かした。

 「キャンプの間は中5日で投げてもらう方が彼にとってもいい。シート打撃で登板させるのも、整った環境で調整するのにはいいしね」。他球団に手の内を隠す狙いとともに、コンディション面を最優先させることが大前提。自軍のキャンプ地での調整を優先させ、必要に応じて紅白戦などに登板させるなど、万全のバックアップ態勢を敷く。

 指揮官は、さらに公式戦の初登板は、開幕3戦目となる4月3日(日本時間4日)のアストロズ戦か4日(同5日)のブルージェイズ戦になることを示唆。田中は「今回そういう流れで調整しているので」と中4日での登板にも順応していく構えだが、慎重すぎるほどの調整法は、田中の存在が大きいことへの裏返しでもある。

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2014年3月2日のニュース