遼馬 10年前の手紙届いた 夢実現「当時は打者だったので」

[ 2014年1月16日 07:15 ]

補強運動を行う松田

 新成人となった阪神・松田遼馬投手(19)が15日、同期入団の歳内宏明投手(20)、西田直斗内野手(20)とともに西宮市内の球団事務所を訪れ、ボールペンなど記念品を南信男球団社長から贈られた。

 年末に帰郷した長崎では10歳当時に小学校にタイムカプセルで埋めた「10年後の自分」への手紙を読むなど飛躍の3年目へ決意を新たにした。

 年始に参加した故郷での成人式。タイムカプセルを掘り起こす場には自主トレで不参加ながら、出てきた「手紙」を同級生から受け取った。「10年後の自分はプロ野球選手になっている、と書いてありました。当時は打者だったのでホームランを打っている、と書いてたんですが…。プロ野球選手という意味では夢はかなえられていた」。10年前の幼い決意に触れた新年、思ったのは10年先のことではなかった。

 「10年後ではなくて1年1年が勝負。まずは今年しっかりやること。ケガをせずに1年間、1軍で投げたい。監督やコーチに言われた役割をしっかり果たしたい」。セットアッパー候補とも目される成長株は大人の顔つきで固く誓った。

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