【14年ドラフト】150キロ右腕 済美・安楽&前橋育英・高橋は競合の可能性大

[ 2014年1月2日 10:13 ]

前橋育英・高橋光

 昨秋時点の能力でもドラフト1位クラスと言われたのは済美・安楽智大投手(17)と前橋育英・高橋光成投手(16)。2人とも14年のドラフトで重複指名の可能性も考えられる逸材だ。

 先に脚光を浴びたのは安楽だった。1年秋の四国大会準決勝・鳴門戦で152キロをマーク。翌年のセンバツも剛球を武器に4試合連続完投勝利を挙げ決勝進出の立役者になり、夏には甲子園最速となる157キロを叩き出した。

 安楽が並外れた直球を披露した夏、高橋は2年生エースとして一気に頂点まで駆け上がった。スピードガンでは150キロを超えないものの、直球の威力と安定感は抜群。スライダー、フォークを中心とした多彩な変化球に制球力、5試合で完投するスタミナも兼ね備えたバランスの良い本格派右腕だ。

 野手では強肩強打で“城島2世”と呼び声高い九州国際大付・清水優心捕手(17)に、楽天入りした桐光学園・松井裕樹投手(18)を攻略した横浜の強打者コンビ・高浜祐仁内野手(17)、浅間大基外野手(17)、2年終了時で高校通算55発の智弁学園・岡本和真内野手(17)らの評価が高い。

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