【14年ドラフト】侍ジャパン経験済み 好素材の社会人にプロ注目

[ 2014年1月2日 10:46 ]

侍ジャパンの一員として投げるNTT東日本の高木

 5人の社会人選手がドラフト1位指名された昨秋に比べると現時点では上位指名候補に名前が挙がる選手は少ないものの、国際大会を経験した実戦派はプロからの評価が高い。

 NTT東日本・高木伴投手(23)と日立製作所・岡崎啓介内野手(24)は昨秋に侍ジャパンのメンバー入り。プロ中心のメンバーだったため出場機会は限られたが、高木は伸びのある直球が武器の右腕。一方岡崎は二塁、三塁、遊撃をこなす器用さに加え長打力と粘り強さを兼ね備えた打撃も高評価を受ける。

 JX-ENEOSの石川駿内野手(23)は高校、大学でケガに悩まされながら、昨夏の都市対抗ではデビュー戦となったJR北海道戦で2本塁打。準決勝の東芝戦でも1本塁打と長打力を見せつけた。二塁、三塁を守れる右の大砲はプロで需要が高い。

 JR東日本・飯田哲矢投手(22)は駆け引きに長けた技巧派、新日鉄住金鹿島・横山雄哉投手(19)はしなやかな腕の振りが魅力の素材型。左腕が少ないチームから人気が集まりそうだ。

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