秋には代表戦…小久保監督、楽天日本一から学んだ「我慢」

[ 2014年1月2日 05:30 ]

インタビューに答える「侍ジャパン」小久保監督

 【侍ジャパン・小久保監督に聞く】

 ――今年の目標は。秋には代表戦が予定される。

 「11月は休みたいのが自然だと思う。それでも選手が積極的に参加したいものに持っていかないと。選手との意思疎通が大事。シーズン中も代表意識をいかに持ってもらうか」

 ――昨年は楽天が日本一になった。

 「野球の力って凄いなとあらためて感じた。星野監督はこいつを使うと思ったら徹底して我慢し続けた。その辺は王さん(ソフトバンク・王貞治球団会長)に似ている」

 ――王会長が目標か。

 「そうです。ただ、野球観が全く同じではないかもしれない。中心なき組織は機能しないという野村克也さんの言葉はその通りだと思うし、その視点は視察する中でずっと持ち歩く」

 ――主力が不調なら。

 「基本的には4番と決めたやつとは心中する。でも、自分の信念を国民の勝利への期待を背負った時に貫いていいものかは難しい。正直その場にならないと分からない」

 ――楽天・田中ら日本選手の米移籍については。

 「向こうに挑戦したいという流れは止まらないし、もっと加速すると思う。それはそれで賛成」

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2014年1月2日のニュース