JX―ENEOS井領 2年ぶりVのキーマンだ

[ 2013年2月8日 06:00 ]

1番打者としてチームをけん引することを誓ったJX?ENEOSの井領

 社会人野球の第68回JABA東京スポニチ大会(3月11日開幕)の組み合わせが7日、決まった。昨年の覇者・JFE東日本やJR東日本など16チームが参加する。昨年、都市対抗、日本選手権の2冠を達成したJX―ENEOSの井領(いりょう)雅貴外野手(23)は、1番打者としてチームをけん引することを誓った。

 2冠を達成したチームに隙はない。大城や三上ら安定した投手陣に、破壊力のある打線。中でも2年ぶり優勝のカギを握るのは、井領だ。昨年の都市対抗、日本選手権でともに本塁打をマークした1番打者は「昨年のスポニチ大会は予選で敗退したので、まずは予選突破」と意気込んだ。

 昨年は野球人生で転機となる一年だった。調子が上がらずに苦しんでいた4月。大久保秀昭監督から「バットを短く持ってみろ」とアドバイスされた。「最初は変なプライドもありましたけど、結果が出ていなかったので、すぐに捨てました」。930グラムの重量タイプで確実にミートすると、打球の鋭さは長く持った時と変わらず、大舞台の2本塁打につながった。

 オフはウエートトレーニングで体重は3キロ増の85キロ。指揮官は「井領は打撃練習から打球が変わってきた。今大会のキーマンですね」と目を細める。今秋のドラフト候補にも挙がる中、井領は「まずはチームに貢献することが一番。打率を上げたい。プロは可能性がある限り狙っていきたい」。桐蔭学園(神奈川)から入社して6年目。まずはスポニチ大会を制し、自らにも弾みをつける。

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