牧田 シュートがキレキレ!滑るWBC球有効活用、内角えぐる

[ 2013年2月4日 06:00 ]

3日連続でブルペン入りし投球練習をする西武・牧田

 西武・牧田も3日連続のブルペン入りで49球を投げ込んだ。WBCでは球数制限があり、少ない球数で打ち取るすべを模索する中で、侍ジャパンのサブマリンはシュートの有効活用を口にした。

 「球は全然いってなかったけれど、シュートがナチュラルにシンカー気味になる。手応えはあります」。ブルペンで5球のシュートを投じた。WBC球は統一球に比べて滑り、横の変化が大きくなると言われる。下手投げからのシュートは右打者の内角に食い込むだけでなく、沈む軌道になる。ストライクゾーンに入っても打つのは困難で、見守った渡辺監督も「ハードシュートって感じ。あれは日本人選手でも嫌だね」とうなった。

 3連投の理由も明かした。「体が張った状態で投げてみて、どうかを見たかった」。移動や連戦、海外での異なる環境で登板しなければいけない状況を想定している。4日は休養。5日からの第2クールで行われる紅白戦には牧田は登板予定だ。侍期待のサブマリンが、着々と準備を進めている。

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2013年2月4日のニュース