益田 母に感謝の勲章!72試合登板「一番の誇り」

[ 2012年11月21日 06:00 ]

新人王タイ冠? 益田は鴨川市から贈られたタイを手に笑顔

広島・野村&ロッテ益田が新人王

 ロッテの益田は「実績のあるドラフト同期生に負けないようやってきた。年間の半分の試合を投げられたのが一番の誇り」と胸を張った。

 72試合に登板し、新人最多記録となる41ホールド、43ホールドポイント。防御率1.67と抜群の安定感を発揮した。母への感謝を忘れなかった。母子家庭で育ち、市和歌山商の卒業時には、家計を助けるために野球をやめて就職しようか悩んだこともある。プロ入りの際は契約金を母に渡し、裸一貫で上京。新人王の吉報も「一番に報告した」という。泣いて喜んでくれたそうで「あまり言わないが、ありがとうと伝えた」と話した。

 伊東監督は「来季は抑え候補の1人として考えている」と明言。本人も「やれと言われれば全力でやりたい。高校で補欠の内野手だった自分が、やればできると証明したい。制球を磨き球種も増やしたい」と、さらに上を見据えた。

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2012年11月21日のニュース