ソフトB 巨人・大道コーチ招へい 対話路線で若手育成を

[ 2012年10月23日 06:00 ]

 ソフトバンクが来季2軍打撃コーチに巨人の大道典嘉育成コーチ(42)を招聘(しょうへい)することが22日、分かった。87年ドラフト4位で南海に入団、ダイエー、ソフトバンクと06年までホークスでプレーした球団OBで、今も福岡のファンから根強い人気を誇っている。

 07年に巨人移籍し、10年に現役引退した後は、ヤンキース、巨人の日米で指導者としての経験を積んだ。リーグ3連覇を目指した今季のソフトバンクはリーグ5位の452得点と得点力不足に苦しんだ。柳田、今宮らが今季1軍に定着したが、小久保が今季限りで現役を引退し、実績のある松中、多村らも高齢となっている。来季はさらなる若手の底上げが急務で、42歳と若いことから選手たちの兄貴分として対話重視の指導が期待される。

 ◇大道 典嘉(おおみち・のりよし)1969年(昭44)10月28日、三重県生まれの42歳。明野高から87年ドラフト4位で南海(現ソフトバンク)入団。07年に巨人移籍。バットを短く持つスタイルで、主に代打の切り札として活躍。10年に現役引退。通算成績は1356試合、打率・284、60本塁打、415打点。11年はヤンキースの巡回コーチに就任。今季は巨人の育成コーチを務めた。1メートル84、96キロ。右投げ右打ち。

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2012年10月23日のニュース