ドラフト指名なければ…大谷 11月中にドジャースと契約も 

[ 2012年10月23日 06:00 ]

メジャー挑戦を表明した花巻東・大谷

 21日にメジャー挑戦を表明した花巻東(岩手)・大谷翔平投手(18)が、早ければ11月中にもドジャースと契約する可能性が出てきた。25日のドラフト会議で国内球団からの指名がなければ、翌26日からはメジャー球団との交渉が可能になる。入団先として最有力視されるドジャースは、即日アタックを行う見込みとなっている。

 大谷はこれまでにドジャース、レンジャーズ、レッドソックスとの面談に臨んだ。ヤンキースも獲得に参戦するなど、今後も新たに獲得に名乗りを上げる球団は出てくることが予想されるが、大谷は「話をさせてもらったところもあるので、今のところ、その球団の中から選びたいと思っています」と、ドジャース、レンジャーズ、レッドソックスの3球団を優先したい意向を示している。なかでも1年時から密着マークを続けるドジャースの熱意は大谷にも伝わっている。

 国内球団からドラフトで指名された際にも「自分の気持ちは変わらない」と進路は米国一本で揺るがないが、指名球団が来年3月31日まで交渉権を持つことになる。その場合には、メジャー球団との契約は4月1日以降となる可能性が高い。

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2012年10月23日のニュース