高木監督 思わず愚痴る「このルールはない方がいい」

[ 2012年7月3日 07:24 ]

オールスターの監督推薦選手発表で記者会見する全セの中日・高木監督
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 「マツダオールスターゲーム2012」の監督推薦選手28人が2日に発表され、セ・リーグの新人で唯一、広島・野村祐輔投手(23)が選出された。

 内定していた中日・山内が発表直前に取り消される球宴史上、極めて異例といえるドタバタ選出劇。高木監督は、初の選手選考に「(前年度優勝チームの監督が選ぶ)このルールはない方がいい。本戦より悩んだ」と思わず愚痴った。

 野村に関しては「きのう(1日のDeNA戦で7回1失点)もいい投球をしていた。代えるなら彼しかいない」として広島・野村監督に前夜、電話で連絡。野村本人の「出たい」という意思確認も取れ、急転の出場が決まった。

 野村は「(同学年の日本ハム・中田と)良い勝負ができれば。僕たちの世代も刺激し合って、その中で一番になりたい」と目を輝かせた。もちろん野村に罪はないが、山内の心情を察すれば、後味の悪さが残ったのも事実だ。

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2012年7月3日のニュース