米野球殿堂にラーキン氏 レッズ一筋の遊撃手

[ 2012年1月10日 09:21 ]

 2012年の米国野球殿堂入り選手が9日に発表され、走攻守を備えた遊撃手としてレッズで活躍したバリー・ラーキン氏(47)が選ばれた。

 競技者部門での殿堂入りは、全米野球記者協会(BBWAA)在籍10年以上の記者投票で決まり、投票数(573)の75%(430)獲得が選出条件。ラーキン氏は候補3年目で86・4%の495票を獲得した。

 ラーキン氏は1986年からレッズ一筋で19年プレーし、通算2340安打、198本塁打、379盗塁を記録。1995年にナ・リーグ最優秀選手(MVP)に選出され、96年には遊撃手として初めて30本塁打、30盗塁以上をマーク。守備ではゴールドグラブ賞を3度獲得した。

 殿堂入り式典は7月22日にニューヨーク州クーパーズタウンにある野球殿堂で行われる。

 ▼バリー・ラーキン氏の話 多くの人が自分に影響を与え、進むべき道を示してくれた。感謝したい。野球人生で一番大事なのは謙虚さだった。自分の成績よりも、どうしたらチームの勝利に貢献できるかを考えていた。(共同)

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2012年1月10日のニュース