米大リーグ新人王 10年ぶり10人目の満票 

[ 2011年11月15日 09:26 ]

ナ・リーグで10人目となる満票で新人王を受賞した米大リーグ、ブレーブスのキンブレル投手

 米大リーグの最優秀新人(新人王)が14日発表され、ナ・リーグはキンブレル投手(ブレーブス)、ア・リーグはヘリクソン投手(レイズ)が受賞した。キンブレルはナでは2001年のプホルス内野手(カージナルス)以来、10人目の満票での選出となった。

 新人王は全米野球記者協会会員のうち60人(ナ32、ア28)が3人連記による投票を行い、1位5点、2位3点、3位1点の合計点で決まる。

 開幕から抑えを務めた23歳のキンブレルはメジャー2年目の今季、79試合に登板し、38試合連続無失点をマークするなど大リーグの新人最多記録を更新する46セーブを挙げ、4勝3敗、防御率2・10、127三振と活躍。全1位票を得て160点で、2位の同僚フリーマン内野手に90点差をつけた。

 24歳のへリクソンも2年目で、29試合に先発して13勝10敗、防御率2・95の成績で、チームのプレーオフ進出に貢献した。得票は1位17、2位5、3位2の102点。2位はエンゼルスのトランボ内野手で63点だった。

 日本選手の得票はなかった。(共同)

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