おかわり、勝利引き寄せる一発!“足”でも貢献

[ 2011年9月2日 22:10 ]

5回、2ランを放ち、原(左)に迎えられる西武・中村

パ・リーグ 西武5―3ソフトバンク

(9月2日 西武D)
 西武は主砲の一発で勝利を大きく引き寄せた。2―2の五回1死一塁で、中村がフルカウントからの7球目を左へ運ぶ2戦連発の35号2ラン。開幕から打ちあぐねていた杉内に対して、「何とかバットに当てようと思って振った結果」と、外角のチェンジアップに必死で腕を伸ばした。

 豪快な本塁打が中村の持ち味だが、この日は積極的な走塁も光った。二塁打で出塁した三回、杉内の暴投でタイミング良くスタートを切り、捕手の悪送球も誘って一気に本塁に生還。渡辺監督が「打つだけじゃなく、走塁でもチームで一、二を争ううまさがある」と絶賛したように、足でも貢献した。

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2011年9月2日のニュース