高橋MVP弾 日本ハムスカウト「凡打の内容もいい おそらく入札」

[ 2011年9月2日 08:06 ]

<アジアAAA野球選手権決勝 日本・韓国>3回2死二塁、右中間2ランを放ち、ガッツポーズの日本・高橋

第9アジアAAA野球選手権大会決勝 日本6―1韓国

(9月1日 横浜)
 18歳以下で争う第9回アジアAAA野球選手権大会の決勝が1日、横浜スタジアムで行われ、高校日本代表が6―1で韓国を下して3大会ぶり4度目の優勝を飾った。 高橋周平内野手(3年=東海大甲府)が3回の先制2ランなど4打点の活躍した。

 7月の山梨大会敗退後、本格的に木製バットでの練習を開始。「初めは飛ばなかった」というが、試行錯誤の結果「体の中で打つというか、ポイントを近くする」ことで飛距離が伸びた。さらに第1打席より指2本分短く持ったことで、バットを振り抜きやすくなり本塁打につながった。

 高校通算本塁打を71本とした高橋は「自分の中では決めています」と、今月中にもプロ志望届を提出する方針。 日本ハム・大渕隆スカウトディレクターは「素晴らしい本塁打でした。スイングが違う。必ず自分のスイングをするから凡打の内容もいい。おそらく入札になるでしょうね」。甲子園に行けなかった男が、今秋ドラフトでは目玉になる。

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