言うべきことは言う 横浜主将村田「競った試合であれはないぞ」 

[ 2011年5月12日 07:33 ]

<巨・横5>2回無死、左越えソロを放ちナインに迎えられる村田
Photo By スポニチ

セ・リーグ 横浜4―3巨人

(5月11日 東京D)
 横浜が5連勝で3位に浮上した。

 開幕直後は同率首位に立つなどしたチームも、4月27日に最下位転落。3年連続最下位のチームにとって定位置まで落ちたが、今年のチームにはそれをはね返す力があった。今季から主将に就任した村田は言う。「今年は野球を楽しもうと思っている。いや楽しいですよ」。

 だが、楽しんでいるだけではない。この試合もそうだった。9回から登板した守護神・山口が、初球のフォークをバランスを崩してワンバウンドさせた。結果的に山口は無失点で切り抜けたが、村田は試合後に「競った試合であれはないぞ」と苦言を呈した。

 「あそこで山口がずっこけたらチームもずっこけるような気がした。駄目なことは駄目と言わないと」と主将。勝ったから良し、では済まさない厳しさが今のチームにはある。

続きを表示

2011年5月12日のニュース