西岡はテレビで本拠ファンに義援金呼びかけ

[ 2011年3月16日 06:00 ]

東日本大震災の被災者支援の募金を呼び掛けるビデオ収録に臨むツインズのカダイアー(左)と西岡

東日本大震災

 ツインズ・西岡は、テレビを通じて本拠地のファンへ義援金を呼びかけた。14日(日本時間15日)のマーリンズ戦は、地元ミネソタ州で今年初めて生中継されたオープン戦。試合前にメッセージを収録し「ツインズファンの皆さまへ。このたび、日本の被災者を支援するために、レッドクロス(赤十字)への寄付をお願いします」と日本語で訴え、主砲のカダイアーも「日本で起きた悲劇はみんなにとっても悲劇」と語りかけた。

 収録されたメッセージは中継中に2度、放送された。ツ軍のデーブ・セントピーター球団社長は「数十万人の被災者の方々が普通の生活に戻るまでは本当に長い道のり。これからも支援活動を続けていくし、きょうのことはその第一歩」と説明した。今後もコミッショナーら機構側と新たな支援策を検討していく。

 この日、西岡は試合に出場せず調整。球団の取り組みには「世界中が日本のために何とか協力しようとしているのがうかがえる。日本人として凄くうれしいし、1日でも早い復興を願っています」と感謝していた。

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2011年3月16日のニュース