楽天の米田球団代表は被災者心理訴える

[ 2011年3月16日 06:00 ]

実行委員会を終え、報道陣に囲まれる楽天の井上オーナー代行(左)と米田代表

NPB臨時実行委員会

 被災地の仙台に本拠地を置く楽天はパ理事会および実行委員会で現状報告を行った。グラウンドや観客席などの一部が損傷しているKスタ宮城の状況を説明し、開幕の延期を訴えたもよう。

 井上オーナー代行は「現段階で(開幕を)仙台でやれるとは思っていない」とし、米田球団代表も「施設の修復の見通しだけではなく、被災者の心理的、感情的なものを考慮した上で提案したつもり。具体的なところは控えさせてほしい」と語った。また井上オーナー代行は「パの中でも開幕からやったほうがいいとかさまざまな意見があった」とも話していた。

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2011年3月16日のニュース