選抜出場の東北高校 野球部員がボランティア

[ 2011年3月16日 21:13 ]

 東日本大震災の被災地にある選抜高校野球大会の出場校、東北高校(宮城)の野球部員が16日、高校近くの仙台市泉区の中学校で、給水ボランティアを行った。地震初日から各避難所で物資を運び込むなどの活動を続けている。

 水を受け取った住民が「冷たいだろう」と声を掛けると、「助け合うことは野球でも同じです」と応じた。町内会長小金沢佳史さん(59)は「地元に根付いたチーム。甲子園で頑張ってほしい」とエールを送った。

 震災の影響で寮の食材が減り、食事は地震前の1日3食から2食に。被災者への配慮から練習は室内だけで行っている。

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2011年3月16日のニュース