「重すぎて失敗した」上原 巨人のルーキー時代と同じ!

[ 2011年2月15日 10:34 ]

キャンプインし、ブルペンで投球練習をするオリオールズの上原

 オリオールズの上原がメジャー3年目に最高のスタートを切った。ブルペンで41球。早くも変化球をコーナーに決め「日本で去年より多めにブルペンに入ってきたからいい感じ。暖かかったし、多めに投げた」と気迫をみなぎらせた。

 オフに体を絞り、巨人で1年目にタイトルを総なめにしたときと同じ体重、体脂肪に戻した。過去2年は故障に苦しみ「体重を増やして対等にやりたい思いがあったが、重すぎて失敗した。自分はパワーじゃなく、腕の柔らかさで投げるタイプ」と原点に立ち返った。

 抑え候補には昨季ブルージェイズで37セーブのグレッグや、左腕ゴンザレスもいるため「チーム内で勝たないと生き残れない。危機感を持っている」。キャッチボールはグレッグと組み「球が重い。一番のライバルだし、勝たないと目指すポジションを奪えない」と闘志をかき立てられた。

 ショウォルター監督は「実力を証明しなくても昨年の8、9月の活躍で分かっている。同じ役割を期待している」と上原を評価した。(共同)

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2011年2月15日のニュース