尚成 決意の“全身レッド”で最終調整

[ 2011年2月15日 06:00 ]

キャンプ地で、チームカラーの赤いトレーニングウエアを着てキャッチボールをするエンゼルス高橋尚

 14日にキャンプインするエンゼルス・高橋は新天地に懸ける意気込みを「また勝負の1年が始まる」と語った。この日は健康診断を受けた後に球場に到着。全身をチームカラーの赤で包み、軽いランニングとキャッチボールで準備を整えた。

 昨季はメッツでマイナー契約からスタートし、10勝8セーブ。オフにエ軍と2年契約を結んだ左腕にソーシア監督も「彼の価値はどんな役割もできる柔軟性。だから、多くの方法で起用したい」と期待する。その証拠に球団は、抑え候補のロドニーの隣にロッカーを用意。さらにその隣にエースのウィーバーと主力選手たちが並ぶのは、期待の表れだ。高橋も「ここに自分のロッカーがあって、背番号、名前があるのはうれしい」と笑みを見せた。(テンピ・小林由加通信員)

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2011年2月15日のニュース