阪神“一番乗り”はなんと育成左腕

[ 2011年2月15日 07:33 ]

 阪神の育成ドラフト2位の島本浩也投手(18=福知山成美)が、チームの高卒ルーキーでは一番乗りで実戦デビューする可能性が高まった。14日、ファーム首脳の1人は「早ければ徳島で投げるだろう」と示唆。26日の四国アイランドリーグ・徳島との交流戦(蔵本)が濃厚と見られる。

 ここまでブルペン投球での小気味の良さと制球面で評価を高めており、2軍キャンプを打ち上げた後の鳴尾浜での春季練習でフリー打撃に登板し“デビュー戦”に備えることになる。

 この日18回目の誕生日を迎えた島本は「自分は育成なんで早く結果を出してアピールしたいという気持ちはあります。緊張すると思いますけど、しっかり投げたい」と決意を示した。ドラフト2位の一二三(東海大相模)が右肩痛、岩本(南陽工)は右肩のハリで調整が遅れている。安芸で輝きを放つ育成左腕が“一番出世”を目指す。

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2011年2月15日のニュース