“秘密兵器”空中浮遊型のティー打撃マシン登場

[ 2011年2月15日 06:00 ]

下からの空気でボールが浮き打撃練習できる新型マシンを試す中原

 ソフトバンクのキャンプに、秘密兵器が登場した。エム・アール・コーポレーション(本社・横浜市)と明大が共同開発した空中浮遊型のティー打撃マシン「JETT HITTER(ジェットヒッター)」だ。

 「ボールが常に動くから、ティー打撃でもボールへの集中力が高まる」と立花打撃コーチ。流体力学で計算された秒速10メートルの風で148・8グラムの硬式球が浮き上がる世界初の技術で特許出願中のマシンで、この日に休日返上で汗を流した今宮、ドラフト2位・柳田(広島経大)らが初体験。回転数や揺れが予測不能で、打者はぎりぎりまでボールを見極める必要があり、柳田も「集中力は高まると思います」と話していた。

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2011年2月15日のニュース