ヤンキース大打撃…ペティット引退、川上獲りも

[ 2011年2月5日 06:00 ]

 ヤンキースは3日(日本時間4日)、通算240勝を挙げたアンディ・ペティット投手(38)が4日(同5日)にヤンキースタジアムで現役引退の記者会見を行うと発表した。ペティットは91年にヤ軍入り。04年からアストロズで3年間プレーした以外はヤ軍で過ごし、世界一に5度輝き、ポストシーズン歴代最多の19勝を挙げた。

 昨季も左脚の故障で戦列を2カ月離れながら11勝をマーク。しかし、家族との時間を大切にしたいとの思いからシーズン終盤から引退を示唆し、FAとなった後も契約交渉を行っていなかった。

 90年代後半から左腕エースとしてヤ軍の黄金期を築き、通算16年で240勝138敗、防御率3・88。その一方では、07年12月に「ミッチェル・リポート」でヒト成長ホルモン(HGH)の使用を告発され、過去の使用を認める汚点も残した。

 ペティットの引退は先発投手不足のヤ軍にとっては大打撃だ。現状ではサバシア、ヒューズ、バーネットの3人は確定しているが、残り2人は未定。報道を受けて、一部米メディアではヤ軍がブレーブス傘下2Aに所属する川上の獲得に乗り出す可能性を報じている。

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2011年2月5日のニュース