早大に“斎藤特需”!創部史上初の青空納会

[ 2010年11月21日 06:00 ]

 【日本ハム1位指名】日本ハムドラフト1位の早大・斎藤佑樹投手(22)は20日、西東京市内の早大練習場ブルペンで開催された昼食兼バーベキュー納会に参加。会には早大OBで構成する「北海道帯広稲門会」から大学経由で贈られた十勝牛のカルビ、ロースが豪勢に並び、右腕も舌鼓を打った。

 中締めのあいさつで学生神宮最後の日と同様に涙した斎藤。106人全部員が拍手を送った。10月28日のドラフト後、帯広稲門会から「斎藤君や野球部員に北海道の牛を食べてもらいたい」と申し出があり、十勝牛丸ごと一頭、約300キロの肉の提供案が早大競技スポーツセンターに届いた。結局加工された約60キロが同センターから野球部に運ばれ、約2時間でナインの胃袋に消えた。残りは箱根駅伝出場の競走部、ラグビー部などに分配予定で、斎藤特需に名門体育会もわき立つことになりそうだ。
 「これも斎藤の縁。一度、全部員参加の焼き肉をやりたかった」。今季で勇退する応武監督も、創部史上初の青空納会にご満悦の様子。斎藤は、21日にも練習を再開。気持ちはすでに北の大地に飛び立っている。

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2010年11月21日のニュース