離婚協議の前進のダル、来オフのメジャー加速

[ 2010年11月21日 06:00 ]

ファンフェスティバルのトークショーでダルビッシュ(右)の筋肉に岩本氏が驚きの表情

 日本ハム・ダルビッシュは紗栄子夫人との離婚協議が前進することで、メジャー挑戦も加速する。

 ポスティング・システム(入札制度)を利用しての米球界移籍は秒読みとされながら、10月19日の同ブログで「来年の事。」のタイトルで日本球界残留を突然表明。その決断の裏に、プライベートで抱える事情があった。親しい関係者に「今年はいろいろな問題があったので…」と明かすなど、今オフの挑戦を断念せざるをえなかった大きな理由が、夫婦間に生じた亀裂にあることは明らかだ。まずは離婚協議を決着させ、球団には来オフにもメジャー挑戦の希望を伝えることになりそうだ。
 ただし、1年間の遠回りにするつもりはない。そのための準備も進めている。メジャー仕様ともいえる肉体改造だ。「単純に筋肉量を増やせば、体のスピードとか強さも変わってくる」と、都内ジムを拠点とし精力的にウエートトレーニングに励んでいる。同時に食事による栄養管理も徹底。シーズン中は90キロ前後の体重だったが、現在は103キロまでパワーアップ。「来春の沖縄キャンプでこの体重でも動けるかどうか試してみる」と、今後も0・1トンの巨体をキープし、屈強なメジャーリーガーたちに負けない体をつくりあげる。

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2010年11月21日のニュース