ラミレス“夢”つなぐ先制打&V弾

[ 2010年9月26日 06:00 ]

<ヤ・巨>7回1死、中越えに勝ち越しとなる本塁打を放ったラミレスはお決まりのパフォーマンスでダイヤモンドを周る

 【巨人3―2ヤクルト】ヒーローインタビューを終えたラミレスを、三塁側のスタンドに陣取った巨人ファンがネット越しに手を差しだして待ち構えた。笑みと汗を浮かべた主砲は、一人一人と丁寧にハイタッチを交わした。ヒットと本塁打とファンサービスで、誰よりもチームに貢献した。

 初回1死一、二塁。ファウルと空振りで追い込まれたが、3球続いたフォークに食らいついた。決して大振りせず、ミートを心掛けた打球は三遊間をゴロで破る先制の左前適時打。「追い込まれていたが、甘いボールが来たのでコンパクトにとらえることができた」と振り返った。同点の7回には、1ボールからの2球目をバックスクリーンに叩き込む44号ソロ。試合を決める一発に「打った瞬間は入るとは思わなかった」と話した。

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2010年9月26日のニュース