中日それでもVへ優位!落合監余裕の?帽子振り

[ 2010年9月26日 22:46 ]

ヤクルトに敗れ、足早にグラウンドを後にする中日・落合監督(中央)

 【中日1-3ヤクルト】中日は1回に先制したものの、その後は無得点。3~8回はヤクルト先発の由規から1人の走者も出せない完敗だった。落合監督は「あれだけボール球を振って勝てるか?」と不満顔だった。

 ヤクルト戦は1試合を残して8勝14敗1分けとなった。森野は「最後に意地を見せないといけない神宮で、今季の悪いところが全部出た。情けない」と悔しさを隠さなかった。敵地最終戦で必死に戦ったが、相手投手陣の調子が上だった。

 ただ、優勝争いで優位は不動だ。たとえ10月2日の最終戦を落としても、2位の阪神が勝率で中日を上回るには残り9試合で7勝以上が必要になる。落合監督は試合後、左翼席のファンの声援に帽子を振って応えた。余裕を感じさせた指揮官の珍しい姿が、中日の置かれた立場を象徴していた。

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2010年9月26日のニュース