新人ヒビった？ラミちゃん「スイングはカンペキ」

６回巨人１死、ラミレスが２打席連続でリーグ単独トップとなる４６号ソロを左越えに放つ

　【巨人２―３横浜】横浜の新人左腕真下に苦しめられた巨人はラミレスが２打席連続本塁打で意地を見せた。

　まずは４回、右中間に４５号ソロ。「スイングはカンペキ」と日本語で１点差に迫る一撃を振り返ると、本塁打王争いトップに立つ４６号弾は真下の決め球カーブを左翼へライナーで運んだ。「１本目と同じ。ストライクがきたら思い切り振ろうと思っていた」と初登板のルーキーに強烈な２発を浴びせた。
　しかし「チームの勝利のために打っている」というラミレスの思いもむなしく、巨人は痛恨の敗戦。「自分の結果は悪くなかったが、この時期は勝利につながらなければ意味がない」と残念がった。本塁打キングより手に入れたい優勝がはるかかなたに遠ざかった一戦となった。