ヤクルト 小川監督代行が来季監督 チーム再建評価

[ 2010年9月20日 10:46 ]

来季正式に監督に就任するヤクルト・小川監督代行(左から2人目)

 ヤクルトは20日、来季監督に小川淳司監督代行(53)が就任すると発表した。契約は2年。今季のレギュラーシーズンは現職のまま指揮を執る小川代行は「正直、自分でいいのかな、という気持ち。来年1年が勝負のつもりで準備したい」と抱負を語った。

 小川代行は5月下旬、高田繁前監督の引責辞任を受けてヘッドコーチから指揮を任され、51勝31敗3分けとチームを劇的に再建した。球団はかねて次期監督の最有力候補に荒木大輔投手コーチを挙げていたが、小川代行の堅実な采配などを評価した。
 千葉・習志野高時代に夏の甲子園で優勝投手になった小川代行は、中大―河合楽器を経て1982年にドラフト4位でヤクルト入りし、92年に日本ハムで現役を引退。ヤクルトでは2軍監督などを務め、2008年からヘッドコーチに就任した。

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2010年9月20日のニュース