連日の逆転サヨナラ負け…ロッテKスタ16連敗

[ 2010年9月20日 06:00 ]

<楽・ロ>9回1死一、三塁、高須に逆転サヨナラホームランを浴び、ロッテ・小林宏はがっくり

 【ロッテ6―8楽天】左翼席に消えた打球を見届けると、ロッテ・小林宏は左ひざから崩れ落ちた。自分で立ち上がる気力すら残っていない。西岡と今江に抱き起こされた。連日の逆転サヨナラ負け。悲劇は繰り返された。

 「最後は僕がしっかり抑えないといけないのに…」。8回2死一、二塁で登板。そのピンチを切り抜け、1点リードで9回を迎えた。先頭は9番・内村。前日と全く同じ状況でまたも安打で出塁させた。1死一、三塁とし、西村監督が今季初めてマウンドに向かった。激励された守護神は高須を2ストライク1ボールと追い込んだが、外角のボール球で空振りを狙ったスライダーは無情にも真ん中に入った。
 鬼門のKスタ宮城で昨年7月から16連敗。ビジターでの連敗も8に伸びた。「先頭を打ち取ればああいうことにはならないんだが」。そう振り返った指揮官は今後の起用法に「きのうのきょうでしょう。1日考えます」とし、リフレッシュのための配置転換を示唆した。3位で並ぶ日本ハムも敗れたが、オリックスが0・5ゲーム差に接近。Kスタ宮城ではまだ2試合続く。鬼門を突破しない限り、CS進出は見えてこない。

 ▼ロッテ・清田(4回に一時逆転の2号3ランも空砲に)チームが勝ってないんで…。気持ちを切り替えて頑張ります。

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2010年9月20日のニュース