越智、気迫のブランコ斬り!最後はドタバタ

[ 2010年4月30日 06:00 ]

 【巨人3-1中日】終盤の大ピンチを巨人・越智が無失点でしのいだ。8回2死まで無失点の東野が、連打を浴び二、三塁となったところでバトンタッチ。

 打席の4番・ブランコを追い込むと、最後は内角高めの150キロのボール球で空振りを奪いガッツポーズ。「あそこ(内角高め)が弱点だし、少し抜けたけど結果的に抑えられて良かった。東野に報いるのが僕らの仕事」と頼もしかった。

 <クルーン乱れ、久保が緊急登板>3点差の9回はドタバタ劇でリードを守りきった。右手親指挫傷からの復帰後、初めてセーブの付く場面での登板となったクルーンが、2死から3連続四球を与えて降板。緊急登板となった久保は暴投で1点を許したが、最後は荒木を投ゴロに打ち取って05年8月以来のセーブを挙げた。クルーンが「単にストライクが投げられなかった」とうなだれた一方久保は「準備不足だったけど、大きいのを打たれないように低めを意識した」と力強かった。

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2010年4月30日のニュース