ソフトB初の4連勝!オーティズ、小久保で逆転

[ 2010年4月30日 20:51 ]

7回、逆転2ランを放ったオーティズ(49)と抱き合うソフトバンク先発の杉内

 【ソフトバンク7-5ロッテ】エース杉内が失点しても打線があきらめない。点差を徐々に詰めてひっくり返す。ソフトバンクが中軸の活躍で今季初の4連勝を飾った。

 オーティズ、小久保の3、4番が好調だ。4点を先行された直後の一回はまず小久保。2死二塁から右中間へ二塁打を放って1点を返し、すぐに反撃の姿勢を見せた。
 次の見せ場は両チームとも1点ずつを加えて2―5で迎えた六回。先頭のオーティズが「高めに来た直球を見逃さずに打てた」と、大嶺の138キロを中越えに運ぶ8号ソロ。さらに小久保も142キロの直球をとらえ、6号ソロで1点差。「会心。気持ちのいい、これぞ本塁打という当たりだった」。自画自賛する完ぺきな打球を左中間スタンドに持っていった。
 とどめは七回。2死一塁でオーティズが2打席連続となる逆転の9号2ランを右中間席へ打ち込んだ。2人とも打率は3割に届いていないが、打点はオーティズが30、小久保が28でリーグトップを争っている。勝負強い主軸がチームを引っ張り、ロッテとのゲーム差は0・5となった。

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2010年4月30日のニュース