“プロ注”南を攻略!国士舘大31季ぶり勝ち点

[ 2010年4月30日 17:39 ]

 東都大学野球リーグ第4週第3日は30日、神宮球場で2試合を行い、立正大―国士舘大3回戦は30季ぶりに1部昇格した国士舘大が昨季覇者の立正大を4―2で破って2勝1敗とし、1994年秋以来31季ぶりの勝ち点を挙げた。立正大は3カードを終えて勝ち点を取れず、優勝の可能性が消えた。

 国士舘大は9回を守り切ると、興奮した選手が歓声を上げてグラウンドへ駆け込んだ。永田監督は「どこの学校も投手力が高くて点が取れなかったが…。勝ち点を一つ取れ、選手の気持ちも前向きになっていくのでは」と目尻を下げた。1回戦で1安打完封された相手のエース南を「後半勝負」(永田監督)と粘り強く攻め、攻略した。先制の2点三塁打と勝ち越し打の青山主将は「明るく前向きに、というのがうちのチーム。きょうの勝ちで、いい方向にいくと思う」と喜んだ。

 また、東洋大―国学院大2回戦は東洋大が3―0で連勝し、勝ち点を3に伸ばした。

続きを表示

2010年4月30日のニュース