阪神ホームラン祭り!最後はホッ…1点差で勝つ

[ 2010年3月16日 19:11 ]

2回阪神1死、城島が左中間にソロを放つ

 【阪神7-6巨人】 プロ野球のオープン戦、巨人―阪神の“伝統の一戦”は16日、東京ドームで行われ、阪神の城島が本塁打を含む3安打。鳥谷も2本塁打で4打点と、順調な調整を印象づけた。巨人の山口は五回に制球を乱し、4回2/3で降板とスタミナに不安を残した。打線ではラミレスが2ラン。途中出場の高橋は2安打を放った。

 巨人は今季から先発に転向する山口、阪神は2年ぶりの二桁勝利を目指す下柳が先発した。試合は序盤から点の取り合いとなった。

 1回、阪神は3番鳥谷が甘く入ったストレートを見逃さず、ライトスタンドへオープン戦3号となる先制弾を放つ。

 だがその裏、巨人はすかさずラミレスの2ランで逆転。その後、5番亀井の強烈なピッチャーライナーが下柳の左ひざに直撃、負傷退場というアクシデントが。渡辺が緊急登板もE・ゴンザレスと阿部の連続タイムリーを浴び2失点。序盤に巨人が3点をリードする。

 阪神も2回には、今季から加入の城島が、山口の低めの変化球をレフトスタンドへ放り込み1点を返した。

 5回、山口が内野安打と二つの四球で二死満塁のピンチを作り降板。しかし代わったマイケルが新井を空振り三振に取り得点を許さない。

 6回、ブラゼルが無死一塁で、マイケルの低めのスライダーを右翼中段に運び同点とし、さらに二死一、二塁で鳥谷が外角のチェンジアップをレフトスタンドへ今日2本目となる3ラン。一気に巨人を突き放した。

 7回、巨人は一死満塁のチャンスを作るが、谷の犠飛による1点に終わる。

 8回、巨人は育成選手の尾藤をマウンドに送り込む。尾藤はピンチを作るも無失点で切り抜ける。

 巨人は9回、新外国人のメッセンジャーを攻め立て、一点返しなおも一死満塁のチャンスを作る。しかし代打の田中と亀井が打ち取られゲームセット。

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2010年3月16日のニュース