小松は3奪三振と復調!オリックス 開幕へ大きな弾み

[ 2010年3月16日 18:24 ]

 【オリックス5-2ヤクルト】昨季の最下位からの巻き返しを狙うオリックスが、開幕に向けて大きな弾みをつけた。オープン戦の最終戦で九回2死から北川の満塁本塁打で劇的な逆転勝利。最大の不安要素だった救援陣がそろって好投した。岡田監督は「こういう終わり方でよかった。ある程度めどが立った」と手応え十分に振り返った。

 今季から救援に転向した小松の復調が何よりも収穫だ。キャンプから不振が続き、首脳陣から酷評されてきた右腕。15日の練習試合から初の連投にも、持ち前の正確なコントロールと切れ味が鋭い変化球を披露した。1回を三者三振に切り取り「勢いを持ってこれる投球を心掛けている。チームが勝つという流れをつくれてよかった」と久しぶりに笑顔を浮かべた。
 キャンプ中には小瀬外野手の転落死で悲しみに暮れた時期もあったが、最高の形で準備期間を締めくくったと言える。選手会長の日高は「いろいろあったけれど、よい雰囲気で開幕を迎えられる。何か起きそう」と話した。

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2010年3月16日のニュース