日米対決、近づいたかも…ＮＹタイムズ紙が紹介

　米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は８日、米大リーグ機構とプロ野球の両コミッショナーによる５日の会談で日本が熱望している日米王者による対決が話題に上ったことを紹介し、実現する日が近づいたかもしれないと報じた。

　同紙は日米がベーブ・ルースの時代から親善試合を行ってきたことを紹介。その上で「日本がワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）を２連覇しても、イチロー（マリナーズ）や松井秀（エンゼルス）がメジャーで活躍しても、米王者とタイトルを争うという強い思いは満たされていない」と説明した。
　ただ、対決の実現には資金面や契約上の問題など、多くの障害があるとも付け加えた。（共同）