“赤星級の足”長野ピッチ走絶賛された!

[ 2010年1月9日 06:00 ]

<巨人新人合同自主トレ>長野がキャッチボールの合間に舌を出す

 巨人の新人合同自主トレが8日、川崎市のジャイアンツ球場で始まり、ドラフト1位の長野久義外野手(25=ホンダ)が自慢の脚力を披露した。

 80メートル走では最後まで軸がぶれないフォームで他の新人を圧倒。指導した伊藤2軍トレーニングコーチは「ピッチ走法で軸がぶれない。(元阪神の)赤星と一緒。盗塁が稼げると思う」と絶賛も本人は「走り込んできたんで」と涼しい顔だ。昨夏都市対抗で打率・579で首位打者賞を獲得した非凡な打撃センスが目立つが、50メートル5秒8の快足も開幕1軍、そして定位置獲りへ欠かせない武器になりそうだ。
 ライバルとなる亀井と松本も今年初めてジャイアンツ球場で自主トレを行ったが、先輩の練習姿に「亀井さんは凄い選手。先輩方の胸を借りるつもりで頑張りたい」と謙虚な姿勢を崩さない。今年の目標として色紙に「全力」と記したルーキー。「何事にも全力で挑みたい。一生懸命やります」。長野の挑戦は始まったばかりだ。
 <渡辺球団会長「10連覇を目指して」>渡辺球団会長が都内で行われた読売新聞東京本社の新春所長会議に出席。関係者1700人を前に「(原監督には)川上哲治さんは9連覇したけど、10連覇を目指して頑張ってくれと言ってます」とあいさつした。滝鼻オーナーは都内の球団事務所で阪神、中日、横浜などを今季の警戒するチームに挙げ「先発では山口、東野あたりが頑張ってほしい」と若手の台頭に期待。また、今月31日に09年の日本一を祝したパレードをキャンプ地の宮崎市内で行うことも明らかにした。

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2010年1月9日のニュース