“日米ワールドシリーズ”米支持率は75%

[ 2010年1月9日 06:00 ]

 米スポーツ専門局ESPNは7日、公式サイトで日米コミッショナーによる会談でMLBのセリグ・コミッショナーから提案された「グローバル・ワールドシリーズ」についての緊急アンケートを開始。「試合を見たいか」の質問に「見たい」と答えた人は75%を超えるなど、米国内でも注目度の高さをうかがえる結果となっている。

 同アンケートは11の質問が設定されており、開催地については「日本と米国両方」が約45%で「中立国」が32%。時期については「ワールドシリーズ後」が8割近くに達した。また「日本の野球のレベルは」の問いには「MLBと3Aの間」との回答が6割を超えた。
 日米双方で、日程調整や選手会の了承などクリアすべき課題は多いが、「世界一決定戦」実現を望む声は今後さらに大きくなりそうだ。
 <滝鼻オーナーは好意的「企画として面白い」>巨人の滝鼻オーナーは「グローバル・ワールドシリーズ」構想について「企画として面白い。開催時期や興行能力があるかなど、ハードルは多くあるけれども、ネガティブには考えていない」と好意的な見解を示した。巨人としても実現に向けて協力していく方針で「世界一を争うのは面白い。寒い時期でも、日本で開催するならドーム球場もある」と青写真を描いていた。

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2010年1月9日のニュース