菊池雄星、プロへ第一歩!西武の新人合同トレ開始

[ 2010年1月9日 10:16 ]

新人合同自主トレーニングが始まり、ストレッチをする西武ドラフト1位の菊池雄星

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 昨秋のプロ野球ドラフト会議で6球団が競合した末、西武に1位で入団した菊池雄星投手(18=岩手・花巻東高)が9日、埼玉県所沢市の西武第二球場で始まった新人合同自主トレーニングで、プロ生活への第一歩を踏み出した。
 西武の春季キャンプでは恒例の「アーリーワーク」が、ことしから新人合同トレにも組み込まれ、午前8時前から始動。朝食休憩後は、渡辺久信監督らが見守る中、長距離走やサッカーボールを使ったトレーニングで汗を流した。初日から約5時間のメニューをこなした菊池は「きつい練習と聞いていて、覚悟はしていたが、ついていけて良かった」とにこやかに話した。
 今後は4勤1休ペースで27日まで行われる予定。1月は基礎体力を付ける時期としていた菊池だったが「1月後半からブルペンで投げて、2月1日から(捕手を)座らせて投げられるようにしたい」と意欲を見せた。
 ペースアップを目指すのも、仕上がりに手応えがあるため。年末年始も休まずに動き、苦手意識を持っていた長距離走ではルーキーで1位のタイムをたたき出した。
 7日の入寮の日に使い始めたばかりのグラブには「原点であり、初心を忘れないように」と花巻東高野球部のマークを入れている。キャッチボールを見つめた渡辺監督は「しなやかな腕の使い方をしている」と評した。甲子園をわかせ、日米20球団と面談した左腕のプロ生活が今、幕を開けた。

 ▼菊池の話 きつい練習と聞いていたので、それなりの覚悟でいたが、しっかりとついていけて良かった。素晴らしい環境でやらせてもらっているので、言い訳はできません。

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2010年1月9日のニュース