田口「自分の頭の中がどうなっているか割ってみたい」

[ 2010年1月8日 16:22 ]

阪神の清水(後方)と母校の関学大グラウンドで自主トレを行う田口壮外野手

 大リーグのカブスを自由契約となった田口壮外野手が8日、西宮市にある母校の関学大グラウンドで本格的にトレーニングを開始した。前日に米国から帰国したばかりの田口は、同じ関学大OBの阪神・清水や日本ハム・宮西らと4時間近く、ノックやマシン打撃で汗を流した。

 米国でも休まず体を動かしており「いま試合をやれと言われてもできる」と笑みを見せた。昨季はマイナーの日程終了後に突然メジャー昇格。その経験から「いつでも行けと言われたら仕事をするのがプロと学んだ」と話す。
 獲得オファーを受けている古巣オリックスへ復帰するのか、決断が注目される。「(残りの)現役の間や引退後に何をしたいのか明確にしないと、答えは出てこないんでしょうね」と語り「自分の頭の中がどうなっているか割ってみたい」と悩む気持ちを吐露した。

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2010年1月8日のニュース