“不祥事”辞退の関大、OB監督の下で再出発

[ 2010年1月8日 18:38 ]

新体制下で練習を再開した関大野球部の選手

 昨夏に恐喝未遂容疑などで部員3人が逮捕され、その秋の関西学生野球リーグ出場を辞退した関大が8日、大阪府吹田市の同校で新体制を発表し、練習を公開した。2季ぶりのリーグ戦へ向けて永松泰典主将は「意識が変わった。一人一人がチームのために何ができるかを考えるようになった」と話した。

 練習は授業の合間に行われたため自主練習となったが、参加した部員は時折笑顔を見せながらキャッチボールやノックで汗を流した。

 監督には関大OBで昨季まで阪神大学リーグの大産大を率いた藤田透氏(61)が就任。新指揮官は「関大野球部を復活させるために全力を注ぎたい」と語った。

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2010年1月8日のニュース