クルーン残留…来季限りの現役引退も示唆

[ 2009年11月11日 06:00 ]

 巨人のマーク・クルーン投手(36)が10日、来季限りでの現役引退を示唆した。ジャイアンツ球場で再開した全体練習に参加した守護神は「来季は選手として最後の年になるだろう。木村拓さんのように日本一になって辞められれば」と話した。

 08年に1年契約で巨人入団したクルーンは一定の成績を残せば1年ずつ、最長で3年まで自動更新となる契約を結んでいる。横浜時代に自身のブログで09年限りでの現役引退を示唆したこともあるがこの日、清武球団代表は「来季も戦力として考えているということ」として来季残留が確実になったことを明かしていた。
 さらに球団では、クルーンが右ひじ遊離軟骨除去と骨棘(きょく)を削る手術を受ける予定と発表。日韓クラブチャンピオンシップには参加せず、今週末にも帰国して精密検査を受けたうえで手術に踏み切る。同投手は「今季はチームの勝利に貢献するために痛みと闘ってきた。手術は来年の開幕に100%にするためだ」と説明。術後4~5週間程度でキャッチボールを再開できる見込みで“最後のシーズン”に備える。

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2009年11月11日のニュース