ソフトB、なりふり構わず…スレッジ獲りに本腰

[ 2009年11月10日 06:00 ]

 ソフトバンクが、日本ハムとの残留交渉が難航しているターメル・スレッジ外野手(32)獲得に向けて調査を開始する。

 スレッジは今季27本塁打、88打点のチーム2冠に輝きリーグ優勝、日本シリーズ進出に貢献した。年俸1億3500万円からの大幅増を望むスレッジ側と、日本ハム側の溝は大きくこのまま退団となる可能性は高い。
 日本でのプレーを希望する大砲には横浜なども獲得に興味を示しているが、ソフトバンクも打線強化は緊急課題だ。今オフは主砲・松中が右ひざ、左ひじの手術を行い来季開幕は微妙な状況。球団では新外国人候補として10人前後をリストアップしているが、今季途中加入して活躍した元ロッテのオーティズ同様、日本球界への適性を考えればスレッジは即戦力として計算が立つ。「現段階で言えるのは、いろんな選手を調査しているということ」と球団幹部。来季巻き返しへなりふり構ってはいられない。

続きを表示

2009年11月10日のニュース