ロッテ・清水 1対2トレードで横浜移籍

[ 2009年11月10日 06:00 ]

 ロッテの清水直行投手(33)と横浜の那須野巧投手(27)、斉藤俊雄捕手(25)の1対2の交換トレードが成立し、9日に両球団から発表された。

 先発陣の強化が課題だった横浜と、手薄な左腕などの補強を進めるロッテの思惑が一致。清水は来季が2年契約の2年目で、複数年契約中の選手のトレードは極めて異例だが、清水の来季年俸2億8000万円を横浜が全額負担することで合意した。
 清水の今季年俸2億4000万円に対し、那須野と斉藤で合計3000万円。年俸面でバランスを欠くが、ロッテ・瀬戸山隆三球団社長は数年前から横浜側から清水へのラブコールがあったことを明かし「互いのニーズが合った。両球団が活性化し、3選手が活躍できればいい。清水にはセ・リーグで勉強して、いずれロッテのために帰ってきてほしい」と述べた。

 ▼清水 10年間お世話になったロッテに感謝しています。投げるマウンドは変わるが、ロッテ時代と同じく野球の素晴らしさを伝えていくために投げていくつもりです。
 ▼那須野 横浜にいた5年は、長いようで短い間だった。ロッテでは、持っている力を出し切り、しっかりと活躍して、お世話になった皆さんに恩返しがしたい。
 ▼斉藤 横浜では大きく成長させていただいた。新しいところでは、レベルをさらに上げて、応援していただいている皆さんの期待に応えられるように頑張る。

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2009年11月10日のニュース