ゴールデングラブ賞に稲葉ら日本ハム勢7人

[ 2009年11月10日 16:53 ]

 プロ野球の守備の名手に贈られる三井ゴールデングラブ賞が10日発表され、パ・リーグ優勝の日本ハムから稲葉篤紀外野手ら、球団史上最多の7人が選ばれた。史上最多は1978年阪急、92年西武の8人。

 セ・リーグは日本一に輝いた巨人から3選手が選ばれ、ゴンザレス投手は92年の郭泰源投手(西武)以来の外国人投手の受賞。松本哲也外野手は育成ドラフトで入団した選手としては初の選出で、亀井義行外野手も初受賞となった。
 中日も3選手で、谷繁元信捕手は4度目。荒木雅博二塁手と井端弘和遊撃手は6年連続6度目。ヤクルトの宮本慎也三塁手は遊撃手として6度受賞しており、通算7度は今回の受賞者の中で最多。広島の栗原健太一塁手は2度目、ヤクルトの青木宣親外野手は4度目の受賞となった。
 パ・リーグは日本ハムの鶴岡慎也捕手、高橋信二一塁手、小谷野栄一三塁手、糸井嘉男外野手が初受賞。二塁手として2度受賞している金子誠遊撃手は通算で3度目、稲葉と田中賢介二塁手は4度目の受賞。西武の涌井秀章投手は初、オリックスの坂口智隆外野手は2度目の受賞となった。
 選考は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当記者の投票で行われ、有効投票数はセが225、パが184。

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2009年11月10日のニュース