ロッテの清水が横浜へ 那須野&斉藤俊とトレード

[ 2009年11月9日 10:18 ]

左から清水直行投手、那須野巧投手、斉藤俊雄捕手

 ロッテの清水直行投手(33)と横浜の那須野巧投手(27)、斉藤俊雄捕手(25)の1対2の交換トレードが成立し、9日に両球団が発表した。

 先発陣の強化が課題だった横浜と手薄な左腕などを狙っていたロッテの思惑が一致した。清水は来季が2年契約の2年目で、複数年契約中の選手のトレードは極めて異例。清水の来季年俸2億8000万円を横浜が全額負担することで合意した。
 清水はプロ10年間で通算93勝85敗、防御率4・02。今季は6勝7敗と不振だった。5年目の那須野は自由枠で入団しながら伸び悩んで今季は12試合の登板にとどまり、通算13勝27敗1セーブ。5年目の斉藤は通算で45試合に出場している。(金額は推定)

 ▼清水直行投手の話 これまで10年間、お世話になったロッテに感謝している。投げるマウンドは変わるが、ロッテ時代と同じく、野球の素晴らしさを伝えていくために投げていくつもり。

 ▼ロッテ・瀬戸山隆三球団社長の話 横浜には何年越しかでラブコールを送ってもらっていた。セ・リーグで勉強して、いずれロッテのために帰ってきてほしい。穴埋めは大変だが、若手にはチャンスを与えられる。

 ▼那須野巧投手の話 横浜にいた5年は、長いようで短い間だった。ロッテでは、持っている力を出し切り、しっかりと活躍して、お世話になった皆さんに恩返しがしたい。

 ▼斉藤俊雄捕手の話 横浜では大きく成長させていただいた。新しいところでは、レベルをさらに上げて、応援していただいている皆さんの期待に応えられるように頑張る。

続きを表示

2009年11月9日のニュース