30季ぶりの歓喜!国士舘大1部昇格決めた!!

[ 2009年11月9日 06:00 ]

青学大に連勝し、1部昇格を決め胴上げされる国士舘大・永田監督

 東都大学野球秋季リーグの1、2部入れ替え戦は8日、神宮球場で2回戦を行い、2部1位の国士舘大が1部6位の青学大を1―0で下して連勝。95年春以来、30季ぶりの1部昇格を決めた。就任4年目の永田昌弘監督(51)は歓喜の胴上げで3度、宙に舞った。

 15年間続いた2部の呪縛(じゅばく)から解き放たれた。1部昇格。ナインと三塁側応援団の歓喜はしばらく続いた。「あすも戦う準備をしていたけど、みんな我慢した。成長した」。就任4年目の永田監督も感極まっていた。
 前日の1回戦で8回に代打で逆転三塁打を放った4年生の花島が、0―0の7回2死二塁から左前適時打。虎の子の1点を、先発の1年生右腕・松村から3投手で完封リレーで守り切った。2試合連続で決勝打を放ったヒーローは「置き土産ができた」と笑った。
 国士舘高で23年間指揮を執り、春夏甲子園8度出場を果たした永田監督は母校再建の切り札として06年に就任。厚い人脈で全国から選手を地道に集め、この日も6人の甲子園経験者がスタメンに名を連ねた。今春は町田市にある練習場の改修工事で練習量が激減し、2部最下位で3部との入れ替え戦も経験。危機感を募らせたナインは、照明設備がない練習場で日没以降もベンチの明かりで黙々とティー打撃を繰り返した。努力の結果が1部昇格に結びついた。
 「頑丈なチームをつくりたい」。79年秋以来、2度目の優勝を目指し、指揮官の視線は早くも来季に向いていた。

 ◆国士舘大野球部 1959年(昭34)に発足し、翌60年に東都リーグ加入。74年秋に2部で優勝。入れ替え戦で日大を破って初の1部昇格を果たした。79年秋に1部初優勝。その後は1、2部入れ替えを繰り返し、95年秋以降は2部に低迷。OBのプロ野球選手には元広島の長冨、巨人の古城、オリックスの小松、日本ハムの紺田らがいる。

 <菊池の恩師も祈った>国士舘大OBで、花巻東を今夏の甲子園4強入りに導いた佐々木洋監督(34)も三塁側応援席で観戦した。大学時代は控え捕手で、巨人・古城と同期(94~97年)。試合中は手を合わせて必死に祈る場面もあった。なお、西武にドラフト1位で指名された菊池は7日に3年生の引退試合に登板。この日も自主トレに励んでいるそうで、佐々木監督は「プロ入りに向け頑張っています」と話した。

 ▼巨人・古城(98年卒OB)おめでとうございます。入れ替え戦という重圧のかかる試合で勝てたのは素晴らしいことだと思います。今後も頑張ってほしいですね。
 ▼日本ハム・紺田(03年卒OB)おめでとうございます。自分たちの頃は1部に上がれなかった。1部はどこも強いけど、それに負けることなく、優勝できるように頑張ってほしい。
 ▼オリックス・小松(04年卒OB)自分たちが果たせなかったことを後輩たちが果たしてくれて、自分のことのようにうれしいです。今後は1部での優勝を目指して頑張ってほしいです。

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