後の祭り?世界一パレードで極秘事項“流出”

[ 2009年11月9日 06:00 ]

 6日にニューヨークのマンハッタンで行われたヤンキースの世界一パレードで、大量の個人情報が紙吹雪として“流出”した。

 100万人を超えるファンであふれた沿道に、銀行の口座番号や株取引情報、社会保障番号、裁判記録などの極秘事項が記載された紙が舞ってしまった。道路に落ちていた他人の重要書類を目にした29歳男性は「30万ドル(約2730万円)の株取引の証明書もあったし、金銭に関するあらゆるものがあった」と証言。書類を投げ捨てたのは会計事務所の社員で、同社の代表者は「熱狂し過ぎた社員が投げる紙がなくてシュレッダーにかけるべきものを投げてしまった。彼は懲戒処分にした」と謝罪した。9年ぶりの歓喜の中で舞った紙吹雪は、あまりに“高価”なものだった。

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2009年11月9日のニュース