中日 規定違反の疑いを受け吉見のカルテ提出

[ 2009年10月23日 18:44 ]

 中日の吉見一起投手がアンチ・ドーピング規定に違反して正当な医療目的以外で静脈への点滴を受けた疑いを持たれている問題で、中日は23日、同投手が点滴を受けた当時のカルテを日本プロ野球組織(NPB)の医事委員会(増島篤委員長)に提出した。

 中日の西脇紀人球団代表は今年のカルテをファクスで送ったことを明かし「出す物は出したので、後はNPBがどう判断するか。(ほかの選手の調査は)吉見の判断次第。それによってはその必要性が出てくるかもしれない」と話した。NPBの下田邦夫事務局長は「医事委員会での判断を待っている」と話した。

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2009年10月23日のニュース